Mapleで数学を
―線形代数編―


守谷両時(立正大学経済学部教授)著
A5・192頁・2,000円/ISBN4-303-73270-2
初版1996年4月発行

 概 要
分数計算や階乗の計算、方程式を展開するなどといったことを、パソコンを使って誤差を含まない厳密な式のままで瞬時に計算できたらと思いませんか。それは数式処理といわれています。パソコン上で稼動する比較的安価な数式処理システムの代表的なものとして、REDUCE、Mathematica、Mapleなどが上げられます。この中でも、私たちが紙と鉛筆で数学をする感覚と非常に近いユーザインタフェースを持っているのがMapleです。
本書では、線形代数の学習に如何に道具としてMapleを使うか(使えるか)を、若干の数学的解説を加えつつ、具体的計算例で示したつもりです。Mapleの基本的な使いかたについては「入門編」で詳しく解説してありますから、そちらを参照してください。
趨勢として、大学教育において一般教育科目は削減される傾向にあり、数学とてその例外ではありません。このように、十分に演習の時間をとることもなかなか難しい環境においては、単純な計算部分はパソコンにまかせて、数学の学習効率の向上を図ることが重要なのではないでしょうか。本書がその手助けとなれば、筆者の喜びとするところです。(「はじめに」より)
 
 目 次
第1章 行 列
    1.1 行列の基本演算
    1.2 連立1次方程式

第2章 行列式
    2.1 行列式の基本性質
    2.2 行列式の応用

第3章 数ベクトル

第4章 固有値と固有ベクトル

    4.1 三角化
    4.2 対角化
    4.3 正規行列
    4.4 2次形式
    4.5 Jordan標準形

第5章 線形計画法


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