<マリタイムカレッジシリーズ>
航海当直ハンドブック
航海士にとって基本の職務である「航海当直」について解説。航海当直や停泊当直時における職務内容をはじめ、出入港作業、錨泊作業、非常時の対応について、カラー写真を多用し、わかりやすくまとめた。航海士として必要不可欠な知識・技能を定着させることが可能。
書籍データ
発行年月 | 2024年7月 |
判型 | A5 |
ページ数 | 192ページ |
定価 | 2,860円(税込) |
ISBNコード | 978-4-303-23540-6 |
概要
本書は、船舶職員を目指す学生が、学校の練習船で実習を行う際、または新人航海士として乗船する際などに、実務の手助けとなるように基本的なことを抑えながら、できるだけその場面を想像できるように心掛けて執筆しました。
一連の航海を想定し、その準備から停泊まで、そしていざというときの心構えも含めて、できるだけ写真を多用し、初学者でも理解しやすいように努めました。
船で使われる言葉には、一般の人々には通用しないものも多く、古くからの習慣や言いまわしなどがあります。執筆陣は船の運航に長く携わってきた者たちなので、自分たちが普通に使っている言葉でも、実は一般の人には伝わらないということが多くあります。そうした点についても、できる限り説明を加えたつもりです。
本書は、実習時に活用できることはもちろんですが、実習を思い出して復習し、技能を定着させることにも心掛けました。しかしながら、船の種類による違いや学校・船社などによる違いなど、詳細な点を含めて決して全てを網羅できているわけではありません。そうした点については、今後、読者のご意見をお聞きしながら改訂していければ幸いです。(「まえがき」より)
目次
CHAPTER 1 出港作業
1.1 スタンディングルールの確認
1.2 出港前の確認
1.3 出港準備作業
1.4 出港作業
1.5 航海日誌(ログブック)の記入(Log book writing)
Appendix
CHAPTER 2 航海当直
2.1 船橋に上がる前に
2.2 航海当直を引き継ぐ前に
2.3 当直航海士の職務と責任
2.4 見張り
2.5 船位の確認
2.6 操船
2.7 避航
2.8 視界不良時の対応
2.9 荒天航海
2.10 通信
2.11 気象観測と気象情報の入手
2.12 航海日誌(ログブック)の記入(Log book writing)
Appendix
CHAPTER 3 入港作業
3.1 入港前準備
3.2 入港操船作業
3.3 パイロット乗船
3.4 入港部署
3.5 接岸作業
3.6 航海日誌(ログブック)の記入(Log book writing)
CHAPTER 4 錨泊作業
4.1 事前準備
4.2 投揚錨作業
4.3 航海日誌(ログブック)の記入(Log book writing)
Appendix
CHAPTER 5 停泊当直
5.1 航海終了後
5.2 航海計画の作成
5.3 岸壁停泊の注意事項
5.4 錨泊当直の注意事項
5.5 船内巡視
5.6 航海日誌(ログブック)の記入(Log book writing)
CHAPTER 6 非常時の対応
6.1 ブラックアウト(Blackout、船内電源喪失)時の当直航海士の作業
6.2 航海計器の故障
6.3 舵の故障
6.4 火災探知機が作動した場合
6.5 海中転落
6.6 レーダー上に連続輝点の映像を確認
6.7 遭難通信など
6.8 非常時の連絡方法
6.9 本船からの退船
6.10 航海日誌(ログブック)の記入(Log book writing)
参考文献
索引