安全・環境59Safety-I & Safety-II―安全マネジメントの過去と未来―セキュリティの心理学―組織・人間・技術のマネジメント―Safety-IIの実践―レジリエンスポテンシャルを強化する―システム安全学―文理融合の新たな専門知―ISBN978-4-303-72985-1ISBN978-4-303-72930-1ISBN978-4-303-72986-8ISBN978-4-303-72983-7エリック・ホルナゲル 著/北村正晴・小松原明哲 監訳A5・216頁・定価(本体2,700円+税)A5・192頁・定価(本体2,400円+税)エリック・ホルナゲル 著/北村正晴・小松原明哲 監訳A5・208頁・定価(本体2,700円+税)Safety-IIの狙いは、単なるハザードの削減、失敗や不具合の防止ではなく、組織のレジリエンスパフォーマンスのポテンシャルを最も高めることにある。そのポテンシャルとは、対応、監視、学習、予見のしかたである。本書では、RAGと呼ばれるSafety-IIマネジメントのアプローチを紹介し、その用いかたを実践的に説明する。柚原直弘・氏田博士 共著A5・472頁・定価(本体3,600円+税)さまざまな分野における安全の実現・確保および安全問題の解決に共通に適用できる普遍性のある思想や諸概念、原理(考え方の道筋)、原則、方法・方法論、基礎事項、手法などを、一般化の観点に立って知識の体系として提供し、分野を問わない安全の専門家(safetyprofessional)を育てる「システム安全学」を提唱する。日本図書館協会選定図書安全・環境(安全管理)現代の社会技術システムで生じる事故やトラブルは、危険やリスクにつながる要因を取り除くという従来の方策(Safety-Ⅰ)だけでは避けきれない。「うまくいかなくなる可能性を持つこと」を取り除くのではなく、「うまくいくこと」の理由を調べ、それが起こる可能性を増大させる安全方策であるSafety-Ⅱの必要性を解説。氏田博士・福澤寧子・福田健・越智啓太 著情報システム利用者や不正行為者の心理・行動とセキュリティ技術に関する調査・検討を元に、IoTシステムに関わる多くの人にセキュリティ心理学の重要性を解説し、読者が自分の知識として活用できるようになることを目的とする。また、セキュリティ関係者が総合的なセキュリティ対策を講ずることができるように支援する。
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