その他95OD版海上保安庁特殊救難隊―限りなき挑戦―笠戸丸から見た日本―したたかに生きた船の物語―ISBN978-4-303-63460-5ISBN978-4-303-63441-4ISBN978-4-303-63446-9ISBN978-4-303-01017-1北岡洋志 著四六・240頁・定価(本体1,800円+税)転覆した船内からの人命救助や危険物積載船の火災・爆発の鎮圧などさまざまな困難な状況で活動する海上保安庁特殊救難隊の活動を初代隊長の筆者が、後輩への継承と海上で働く人たちの安全を願ってまとめた。四六・184頁・定価(本体1,500円+税)明治から昭和を生き抜いた船信濃丸の知られざる生涯宇佐美昇三 著竹野弘之 著A5・344頁・定価(本体3,500円+税)「タイタニック」に始まり、「アンドレア・ドリア」まで、「浅間丸」などの日本船も含む約25隻の豪華客船を取り上げ、それぞれの事故または事件の歴史的背景を見据えながら、それらの船の数奇な運命を解き明かす。2008年度 住田正一海事史 奨励賞宇佐美昇三 著A5・400頁・定価(本体3,800円+税)ブラジルへの第1回移民船として知られる笠戸丸。著者は文献調査と現地取材を重ね、イギリスでの誕生から漁業工船だった最期までを丹念に追った。近代日本を駆け抜けた、波瀾万丈の船の軌跡を綴る大作。2008年 山縣勝見賞 著作賞日本図書館協会選定図書その他(読み物)ドキュメント 豪華客船の悲劇19世紀に入ってまもなく日本郵船の貨客船として建造された信濃丸。日露戦争時には仮装巡洋艦として、日露戦争後は客船、沖取工船として活躍、太平洋戦争中には輸送船、戦後には引揚船となり、多くの人や物を運んだ。地道で丹念な取材を基に、信濃丸の数奇な一生を綴る。2018年度 住田正一海事史 奨励賞
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